スワップポイント取引でおすすめの通貨ペアと5社を徹底比較

FXのスワップポイント取引について詳しく知りたい方へ。

「スワップポイント重視でFX取引したいけど、どの通貨ペアで取引したらいいかわからない」

「スワップポイント運用でおすすめのFX会社があれば知りたい」

「もし、キャッシュバックやお得なキャンペーン情報があればついでに知りたい」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

・FXのスワップポイント運用におすすめの通貨ペアと会社がわかる

・FX会社のキャッシュバックやお得なキャンペーン情報がわかる

この記事を書いているわたしはFX歴10年ほど。

デイトレーダーを経験した後、現在は高金利通貨をメインにスワップポイントを積み立てながら暮らしています。

なので、スワップポイントで収入を作っていくにあたって、わたしの知識・経験があなたのお役に立てると思います。

というわけで、FXのスワップポイント運用について解説していきます。

【スワップポイントとは？】

まず始めに、スワップポイントの定義について整理しましょう。

スワップポイントは、2国間の通貨を売買するFX取引で、金利の高い通貨と金利の低い通貨の間で生じる『金利差』です。

低金利の通貨を売り高金利の通貨を買うことで、二国間で発生する金利差を調整するため、スワップポイントを受け取ることができます。

※画像)米国の金利（1.75%）-日本の金利（0.1%）=金利差1.65%

例えば、米ドル/円を１万ドル買い（１米ドル110円）、金利差が1.65%の場合、１日約50円程度のスワップポイントを受け取ることができます。
１年保有すると約18250円ほどになり、獲得した利益を元手に追加投資をして、さらに収益を増やしていくことも可能です。

【おすすめの通貨ペア】

スワップポイント獲得にあたって、おすすめの通貨ペアをみていきましょう。

・メキシコペソ／円

政策金利 7.5%

中南米の中でブラジルに次ぐ経済規模（2018年）を持ち、名目 GDP 15 位を誇ります。
金属・石油・天然ガスなどの天然資源が多く輸出されています。そのため、これら資源の価値が上昇すると、それに伴いメキシコペソの価値も上昇します。このような通貨を『資源国通貨』と言います。金利は7.5%と高く、政治的・軍事的リスクが比較的低く物価も安定しているため、メキシコペソはスワップポイント取引で根強い人気があります。

国境が米国と接していることもあり、輸出入の大半を米国が占めています。そのため、米国の景気動向の影響を受けやすい特徴があります。

筆者もメキシコ／ペソ円の取引を最も多くしています。

・南アフリカランド／円

政策金利 6.5%

アフリカ大陸で最大の経済規模を誇り、アフリカで”唯一”G20会合に参加している有力な新興国です。
南アフリカランドは、日本でFXサービスが始まってから各社がいち早くサービスに取り入れ、高金利通貨として人気が長く続いています。
経常収支は赤字が続いていますが、政府の経済運営に対する信頼度が高く、資本流入は黒字で外貨準備高が増加しているため、安心して投資ができます。

・トルコリラ／円

政策金利 12.0%

中東の中で、石油国家であるサウジアラビアに次ぐ経済規模を持ち、GDP 19 位の経済大国です。
金利が12.0%と、トルコリラ／円はFX各社が扱う通貨ペアで最も金利が高いことが多く、高金利通貨として人気があります。
ただし、エルドアン大統領の強権体制などによって、政治的・軍事的リスクが高く、貯蓄率の低さ等による高いインフレ率のため、通貨価値が下落しやすく、売買のタイミングには注意が必要です。

【スワップポイントおすすめ会社5選】

各社のスワップポイントの高い低いは常に変動します。
例えば、トルコリラ円のスワップポイントが高かった会社が、1年後にはメキシコペソ円を強みにしたために、トルコリラ円のスワップポイントが他の会社と比べて少なくなってしまった、ということがよくあります。
そのため、最新情報の取得と、より有利なスワップポイントで取引するために、FX口座は2社以上開設することがおすすめです。

以上を踏まえ、メキシコペソ／円、南アフリカランド／円、トルコリラ／円のスワップポイント獲得で、おすすめのFX会社を5つ見ていきましょう。

ヒロセ通商

メキシコペソ	南アフリカランド	トルコリラ
＜スワップポイント（対円）※＞
120円	150円	47円
＜スプレッド＞
0.3銭	0.9銭	1.6銭
＜取引通貨単位＞
10,000 通貨	1,000 通貨	1,000 通貨
＜キャッシュバック＞
新規口座開設で最大50,000円キャッシュバック他社乗り換え2000円キャッシュバックその他多数キャッシュバックあり

※一日当たりで計算、ペソ円、ランド円は10万通貨・トルコリラ円は1万通貨で計算

南アフリカランド／円、メキシコペソ／円のスワップポイントは安定して高い傾向にあり、オリコン顧客満足度調査で、FX取引4年連続第1位を獲得しています。

多種多様なキャンペーンを常時開催しており、取引高に応じたキャッシュバックキャンペーンや他社からの乗り換えキャンペーンなど、トレードをしながら様々な特典を受けることができます。

また、ヒロセ通商ではスキャルピングを公認しており、通貨ペア数も50種類と豊富なため、スワップポイントの獲得にとどまらず、デイトレードも行いたい方にもおすすめです。

ヒロセ通商
公式サイト

アイネット証券

メキシコペソ	南アフリカランド	トルコリラ
＜スワップポイント（対円）※＞
160円	160円	67円
＜スプレッド＞
7.0銭	7.0銭	7.0銭
＜取引通貨単位＞
10,000 通貨	100,000 通貨	10,000 通貨
＜キャッシュバック＞
新規口座開設+取引で3万円キャッシュバック

※一日当たりで計算、ペソ円、ランド円は10万通貨・トルコリラ円は1万通貨で計算

圧倒的に高いスワップポイントを最大の強みにしており、中長期のトレードに最適です。アイネットFXでは、「ループイフダン」という自動売買システムが利用でき、決められた売買ルールに従って、自動でトレードを行ってくれます。

また、新規口座開設＋取引で3万円のキャッシュバックキャンペーンを行っているのも魅力的です。

スワップポイントが高い分、スプレッドが広いため、半年以上の中長期運用志向の方におすすめです。

アイネット証券
公式サイト

LIGHT FX

メキシコペソ	南アフリカランド	トルコリラ
＜スワップポイント（対円）※＞
100円	151円	58円
＜スプレッド＞
0.3銭	0.9銭	1.6銭
＜取引通貨単位＞
1,000 通貨	1,000 通貨	1,000 通貨
＜キャッシュバック＞
新規口座開設最大100,000円キャッシュバックキャンペーン 2019年12月31日（火）まで

※一日当たりで計算、ペソ円、ランド円は10万通貨・トルコリラ円は1万通貨で計算

メキシコペソ／円、南アフリカランド／円、トルコリラ／円すべてで最高水準のスワップポイントを獲得できます。

特に南アフリカランド／円は、2020年1月31日（金）までキャンペーンで10万通貨当たり151円のスワップポイントが受け取れます。

また、中国人民元／円でもスワップポイントを強みにしているため、上記3通貨に併せて取引するのもおすすめです。

LIGHT FX
公式サイト

セントラル短資 FX

メキシコペソ	南アフリカランド	トルコリラ
＜スワップポイント（対円）※＞
110円	70円	20円
＜スプレッド＞
0.3銭	0.9銭	1.6銭
＜取引通貨単位＞
1,000 通貨	1,000 通貨	1,000 通貨
＜キャッシュバック＞
新規口座開設で最大500,000円キャッシュバック 2019年1月31日（金）まで

※一日当たりで計算、ペソ円、ランド円は10万通貨・トルコリラ円は1万通貨で計算

メキシコペソ／円のスワップポイントを強みにしており、安定して高い傾向にあります。

FX会社によっては、その日によって受け取れるスワップポイントが大きく変動することがありますが、セントラル短資FXではコンスタントに高いスワップポイントを受け取れる傾向があります。

南アフリカランド／円、トルコリラ／円のスワップポイントは低く抑えられているため、メキシコペソ円に特化してスワップポイントを増やしたい方におすすめです。

セントラル短資FX
公式サイト

みんなのFX

メキシコペソ	南アフリカランド	トルコリラ
＜スワップポイント（対円）※＞
100円	120円	50円
＜スプレッド＞
0.3銭	0.9銭	1.6銭
＜取引通貨単位＞
1,000 通貨	1,000 通貨	1,000 通貨
＜キャッシュバック＞
新規口座開設と取引で最大50,000円キャッシュバック 2019年12月31日（火）まで